「気」とはエネルギーの流れのことで、宇宙空間を流れるエネルギーは宇宙のあらゆる存在と相互に関連しています。また、ものはすべて「気」を放っていて、ものから別のものへと気が移動するというのが風水の基本です。
太陽系・銀河系から大地へと下りてくる気を「天の気」と呼び、大地から天と向かって移動する気を「地の気」と呼びます。
気は人体、植物、建物などに蓄えられていますが、流れ出す気も他から入ってくる気もあります。あなた個人の気も周囲の気と混じりあっています。これは宇宙全体とも繋がりを持っていることとなります。
また、住まいを構成する形・色・素材・間取り・光・香り・音などはすべて気の流れに関わり、微弱なエネルギーを発しています。このような周りのものから受ける気があなたの気分・感情・健康などに影響を及ぼします。
家具や照明などすべての居住空間という生命体がスムーズな気の流れを作りだせば、建物も人も健康になり、気が淀めば病気になります。建物と人間のどちらか一方だけ健康ということはありえないのです。
風水では、大地の気の流れを「龍脈」といい、龍脈が多く集まっている所を「龍穴」と呼んでいます。山においては尾根つたえが龍の背中「龍脈」にあたり、山の麓あたりが「龍穴」である事が多く、そこにはよく神社仏閣が建てられています。このような場所はストレスがなく、樹木の勢いもよく、動物や人間の心身によい影響を与え、生物の細胞が活性化し、物が腐敗しにくくなり、崩壊や老化のスピードが遅くなります。
そして、「四神相応(しじんそうおう)風水の地」といい、東に水が流れ、南に広く視野が開け、西に大道があり、北に山や丘があり、寒風から家を守ってくれる地形が理想の土地とされています。
また、湿地や砂の土地や土地の下に水脈があったり昔池だった所は水気が強すぎてその土地は繁栄しません。
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